【FGFR2陽性胃がん:二次治療】「AZD4547」vs「パクリタキセル」

1ラインの化学療法後、病勢の進行した人で、FGFR2多染色体性または遺伝子増幅がある人は、FGFR阻害薬「AZD4547」治療を選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

試験では、「パクリタキセル」治療を受けた人の無増悪生存期間が3.5ヵ月であったのに対し、「AZD4547」治療を受けた人では1.8ヵ月であった。

【発表】

2017年6月1日

【試験名】

SHINE(Phase 2)〔NCT01457846〕〔JapicCTI-122007

【原著】

Ann Oncol 2017; 28: 1316-1324. [PubMed: 29177434]