【HER2陽性乳がん(脳転移あり):二次治療】「カドサイラ」vs「タイケルブ+カペシタビン」

EMILIA(Ann Oncol)                       

遠隔転移を有するHER2陽性乳がんと診断され、ハーセプチン、タキサン系抗がん剤を含む治療を受けたことがある女性は、脳転移があっても「カドサイラ」治療を選択することで「タイケルブカペシタビン」治療を選択するより、生存期間の延長が期待できる。

奏効も「カドサイラ」治療を選択した方が期待できる(43.6% vs. 30.8%)。

【発表】

2014年10月29日

【試験名】

EMILIA(Phase 3) 〔NCT00829166

【試験参加国】

米国、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、ブラジル、ブルガリア、カナダ、コロンビア、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、インド、イタリア、韓国、メキシコ、ニュージーランド、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、英国

【原著】

Ann Oncol. 2015;26:113-9. [PubMed:25355722]

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