【HER2陽性乳がん(HR陽性):術後治療(5年iDFS)】「ネラチニブ」vs「プラセボ」

ExteNET(Clin Breast Cancer)                  

HER2陽性かつHR陽性乳がんと診断された女性が手術後の「ハーセプチン+化学療法」後の治療を考える場合、「ネラチニブの1年投与」を選択することで5年無浸潤性疾生存率の向上が期待できるが、8年生存率の向上は期待しにくい。

【発表】

2020年10月6日

【試験名】

ExteNET(phase 3)〔NCT00878709

【試験参加国】

米国、オーストラリア、バハマ、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、コロンビア、クロアチア、チェコ、デンマーク、フランス、ドイツ、ギリシア、香港、ハンガリー、イスラエル、イタリア、日本(愛知県がんセンター、千葉県がんセンター国立がん研究センター東病院、四国がんセンター、九州がんセンター、久留米総合病院、広島市民病院、北海道がんセンター、兵庫県立がんセンター、相良病院、神奈川県立がんセンター、東海大学医学部付属病院、熊本市民病院、京都大学医学部附属病院、新潟県立がんセンター中央病院、大阪がん循環器病予防センター、大阪医療センター、大阪大学医学部附属病院、埼玉県立がんセンター、静岡県立がんセンター、自治医科大学附属病院、がん・感染症センター 東京都立駒込病院、がん研有明病院)、韓国、リトアニア、マレーシア、マルタ、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、北マケドニア、ペルー、ポーランド、ルーマニア、セルビア、シンガポール、スロバキア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、英国

【原著】

Clin Breast Cancer. 2021;21:80-91. [PubMed: 33183970]

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