【HER2陽性乳がん:一次治療】「カドサイラ」vs「ハーセプチン+ドセタキセル」

HER2陽性で初めての治療を考える場合、「カドサイラ」治療を選択することで「ハーセプチンドセタキセル」治療を選択するより、無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では9.2ヵ月から14.2ヵ月に延長。「カドサイラ」治療の選択によって、より奏効が期待できる。試験では64.2%の人で奏効(vs. 58.0%)。

グレード3以上の有害事象が現れる可能性は「カドサイラ」治療を選択することで少なくなる。試験では90.9%から40.6%に低減した。

【発表】

2013年2月4日

【試験名】

TDM4450g(Phase 2)〔NCT00679341

【原著】

J Clin Oncol. 2013;31:1157-63. [PubMed:23382472]

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