【HER2陽性乳がん:一次治療】「ネラチニブ+パクリタキセル」vs「ハーセプチン+パクリタキセル」

HER2陽性の人は、最初の化学療法として「ネラチニブパクリタキセル」併用療法を選択肢ても、「ハーセプチンパクリタキセル」を上回る無増悪生存期間を期待しにくい。

ネラチニブ」治療によってグレード3以上の下痢が多く現れる(30.4% vs 3.8%)。好中球減少症(12.9% vs 14.5%)、白血球減少症(7.9% vs 10.7%)はハーセプチン治療と同程度現れる。

【発表】

2016年4月12日

【試験名】

NEfERT-T (Phase2)〔NCT00915018

【原著】

JAMA Oncol. 2016 ;2:1557-1564. [PubMed: 27078022]

【さらに詳しく】