ハーセプチンおよびタキサン治療を受けた人が次の治療を考える場合、「カドサイラ」治療に「テセントリク」の上乗せを選択しても無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。
「カドサイラ+テセントリク」治療の主なグレード3以上の有害事象は、血小板減少症、AST上昇、貧血、好中球減少症、ALT上昇であり、それぞれ13%(vs 4%)、8%(vs 3%)、5%(vs 0%)、5%(vs 4%)、5%(vs 3%)の人が経験した。
【発表】
2020年10月1日
【試験名】
KATE2(Phase 2)〔NCT02924883〕
【原著】
Lancet Oncol. 2020;21:1283-1295. [PubMed: 33002436]
【さらに詳しく】