HER2陽性でタキサン、アントラサイクリン治療歴がある人(抗HER2抗体薬治療歴がある人は53.9%)は、「ピロチニブ+カペシタビン」治療を選択することで「タイケルブ+カペシタビン」を選択した場合に比べ、奏効率の向上、無増悪生存期間の延長が期待できる。
「ピロチニブ+カペシタビン」治療の主なグレード3または4の有害事象は手足症候群(24.6% vs 20.6%)、下痢(15.4% vs 4.8%)、好中球数減少(9.2% vs 3.2%)。
【発表】
2019年8月20日
【試験】
Phase 2〔NCT02422199〕
【試験実施国】
中国
【原著】