【HER2陽性乳がん:術前治療(3年EFS)】「カドサイラ+パージェタ」vs「ハーセプチン+化学療法+パージェタ」

HER2陽性の人が手術前の補助療法を考える場合、「カドサイラパージェタ」治療を選択することで3年無イベント生存率は逆に低下する。

術前補助療法中にグレード3以上の有害事象を経験した人の割合(24.5% vs 9.9%)、有害事象のために治療を中止した人の割合(18.4% vs 3.8%) は、「カドサイラパージェタ」治療を受けた人で多かった。

【発表】

2019年6月3日

【試験名】

KRISTINE(Phase 3)〔NCT02131064

【原著】

J Clin Oncol . 2019 ;37:2206-2216.  [PubMed: 31157583]

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