【IDH1陽性胆管がん:二次治療(OS)】「イボシデニブ」vs「プラセボ」

2ラインまでの治療歴を有し、IDH1遺伝子変異陽性の人が次の治療を考える場合、「IDH1阻害薬 イボシデニブ」治療を選択することで、生存期間の延長が期待できる。

試験ではプラセボが投与された61名中43名が病勢進行後に「イボシデニブ」を服用した。試験を通じて「イボシデニブ」を一切服用しなかった人の生存期間は5.1カ月であり、「イボシデニブ」治療を行うことで死亡リスクを51%軽減できる(HR 0.49(0.34~0.70)p < 0.001)。

【発表】

2021年9月23日

【試験名】

ClarIDHy(Phase 3)〔NCT02989857

【原著】

JAMA Oncol. 2021 Sep 23. [PubMed: 34554208]

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