KRAS野生型で標準化学療法を受けたことがあり、抗EGFR抗体抵抗性(抗EGFR抗体によって病勢コントロールが16週以上持続した後、治療中または治療終了後6ヵ月以内に病勢が進行)となった人が次の治療を考える場合、「Sym004」治療を選択しても生存期間の延長は期待しにくい。ただ、血中循環腫瘍DNAによるRAS/BRAF/EGFR野生型の場合、より長い生存期間が期待できる。
【発表】
2018年2月8日
【試験】
Phase 2〔2013-003829-29〕
【原著】
JAMA Oncol. 2018;4:e175245. [PubMed: 29423521]