【T細胞リンパ腫:二次治療(ORR、PFS)】「レミトロ」

再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫と診断された日本人17名が「レミトロ」治療を受けた結果、41%が治療に奏効した。

再発または難治性の皮膚T細胞リンパ腫と診断された日本人19名が「レミトロ」治療を受けた結果、31%が治療に奏効した。

レミトロ」治療の主な有害事象は、AST/ALT上昇、低アルブミン血症、リンパ球減少、発熱であった。

本試験の結果に基づき、2021年3月23日、「レミトロ」が「再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫」および「再発または難治性の皮膚T細胞性リンパ腫」を効能・効果として承認された。

【発表】

2021年3月31日

【試験名】

205(Phase 2)

【試験実施国】

日本(東海大学医学部付属病院、国立がん研究センター中央病院、愛知県がんセンター、大阪大学医学部附属病院、がん研有明病院、東北大学病院、、東京大学医学部附属病院、浜松医科大学医学部附属病院、筑波大学附属病院、群馬県立がんセンター、京都府立医科大学附属病院、名古屋第二赤十字病院、神戸市立医療センター中央市民病院、今村総合病院、九州大学病院

【原著】

Cancer Sci . 2021 ;112:2426-2435. [PubMed: 33792128]