【肺がん：二次治療】「ネクサバール＋タルセバ」
1〜2ラインの化学療法を受けたことがある人で、「ネクサバール＋タルセバ」治療を選択することで3割の人に腫瘍の縮小が期待できる。特にEGFR陽性の人では6割以上の人に効果が期待できる […]
月: 2015年12月
【卵巣がん（BRCA野生型）：一次治療後維持療法】「ヴォトリエント」vs「プラセボ」
BRCA1/2変異のない人は、BRCA1/2変異のある人に比べ、予後不良である。BRCA1/2変異のない人は、維持療法として「ヴォトリエント」治療を選択することで無増悪生存期間の延 […]
【濾胞性リンパ腫：維持療法（EFS）】「リツキサン5年投与」vs 「リツキサン4回投与」
濾胞性リンパ腫と診断され、「リツキサン毎週 計4回」投与後に病勢が進行していなかった人が「リツキサン隔月投与による維持療法」を考える場合、最長5年投与」を選択しても「4回投与」を上 […]
【胃がん：補助化学療法】「術前」vs「術後」
手術ができる人は、「手術の前の化学療法を選択」することで、無イベント生存期間と生存期間は「手術の後の化学療法を選択」した場合と同程度で、有害事象の頻度が少ない。化学療法は「ドセタキ […]
【前立腺がん】「標準治療+ドセタキセル」vs「標準治療+ドセタキセル＋ゾメタ」vs「標準治療」
初期治療として標準治療に「ドセタキセル」を加えることで、生存期間が71ヵ月から81ヵ月に延長。 しかし、さらに「ゾメタ」を加えても生存期間は延長しない。 【発表】 2015年12月 […]
【前立腺がん】「標準治療+ゾメタ」vs 「標準治療」
初期治療として標準治療にゾメタを加えても生存期間は延長しない。 【発表】 2015年12月21日 【試験名】 STAMPEDE 【原著】 Lancet. 2016 ;385:116 […]
【ALK陽性肺がん：二次治療】アレセンサ
ALK融合遺伝子陽性で、ザーコリ治療を受けた後、病勢が進行した人でも、「アレセンサ」治療を受けることで腫瘍縮小効果が期待できる。 有害事象は主にGrade1-2のものであり、36％ […]
【PD-L1陽性肺がん：二次治療（OS）】「キイトルーダ」vs「ドセタキセル」
「キイトルーダ」の国際共同第Ⅱ／Ⅲ相試験「KEYNOTE-010試験」の結果。プラチナ製剤を含む化学療法歴を有するPD-L1陽性（TPS≧1%）の切除不能な進行・再発の非小細胞肺が […]
【レジメン図鑑】オプジーボ｜非扁平上皮非小細胞肺がん：二次治療
「オプジーボ」レジメン は、「切除不能な進行・再発の非扁平上皮非小細胞肺癌」の治療として選択できる。 【効能・効果】 切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌（オプジーボ） 1. 国内第 […]
【レジメン図鑑】オプジーボ｜扁平上皮非小細胞肺がん：二次治療
「オプジーボ」レジメン は、「切除不能な進行・再発の扁平上皮非小細胞肺癌」の治療として選択できる。 【効能・効果】 切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌（オプジーボ） 1. 国内第Ⅱ […]
【神経内分泌腫瘍（PFS）】「アフィニトール」vs「プラセボ」
肺または消化管原発の高分化型神経内分泌腫瘍と診断された人が治療を考える場合、「アフィニトール」治療を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。 主なグレード3または4の有害事 […]
【膵がん：二次治療】「S-1+ロイコボリン」vs「S-1」
「ゲムシタビン」治療抵抗性の人は、「S-1」治療に「ロイコボリン」を上乗せすることで、無増悪生存期間延長の延長が期待できる。日本における試験結果。 【発表】 2015年12月17日 […]
【尿路上皮がん：シスプラチン不適格例】「ゲムシタビン＋ビンフルニン」vs「カルボプラチン＋ビンフルニン」
シスプラチンを選択できない人でも、「ビンフルニン」に「カルボプラチン」または「ゲムシタビン」を併用しても同程度の病勢コントロール率が期待できる。 グレード3以上の血液毒性は、「ゲム […]
【膠芽腫：維持療法（PFS、OS）】「腫瘍治療電場＋テモダール」vs「テモダール」
化学放射線療法完了後に、維持療法として「テモダール」に「TTFields」という腫瘍治療電場を用いた治療を追加することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。 【発表】 2015年1 […]
【HR陽性非浸潤性乳管がん：術後治療】「アリミデックス」vs「タモキシフェン」
エストロゲンもしくはプロゲステロン受容体が陽性の非浸潤性乳管がんと診断された女性が、乳房温存術後の治療を考える場合、「アリミデックス5年投与」を選択することでで10年以内に再発する […]
【HR陽性非浸潤性乳管がん：術後治療】「アリミデックス」vs「タモキシフェン」
ホルモン受容体陽性の非浸潤性乳管がんと診断された女性が、乳房温存術後の放射線療法に続く治療を考える場合、「アリミデックス5年投与」を選択することで「タモキシフェン5年投与」を選択し […]
【婦人科がん：嘔吐予防】「イメンド＋5-HT3受容体拮抗薬＋デキサメタゾン」vs「5-HT3受容体拮抗薬＋デキサメタゾン」
「カルボプラチン＋パクリタキセル」治療前に吐き気止めとして「イメンド」を従来の制吐剤に追加を選択しても、パクリタキセルによる過敏反応は抑えられない。しかし、嘔吐や吐き気を経験せずに […]
【ジオトリフ既治療肺がん：四次治療】「ジオトリフ＋パクリタキセル」vs「担当医が選択する単剤化学療法」
「ジオトリフ」によって12週間以上病勢をコントロールできた後、進行した場合、「ジオトリフ」治療の継続を指定することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。 試験では「ジオトリフ」を継 […]
【局所進行頭頸部がん：化学放射線療法】「アービタックス＋放射線療法」vs「シスプラチン＋放射線療法」
化学放射線療法を施行する場合、「アービタクス」治療を選択しても「シスプラチン」に比べ、治療を継続できない可能性が高い。 治療に関連した重度の副作用は「シスプラチン」の3%に比べ、「 […]
【慢性リンパ性白血病】カルケンス
選択的 BTK 阻害薬「カルケンス」治療を選択することで、奏効が期待できる。 【発表】 2015年12月7日 【試験】 Phase 1-2〔NCT02029443〕 【原著】 N […]
