【PD-L1陽性子宮頸がん:二次治療(ORR)】「シンチリマブ+アンロチニブ」

PD-L1陽性の再発または転移性の子宮頸がんと診断され、1ライン以上の化学療法歴がある女性42名が「抗PD-1抗体シンチリマブ+VEGFR2阻害薬 アンロチニブ」併用療法を受けた結果59.0%の人が治療に奏効した。6ヵ月無増悪生存率は73.1%、1年生存率は73.8%であった。

シンチリマブアンロチニブ」治療の主な有害事象(グレード問わず)は、甲状腺機能低下症(33.3%)、AST上昇(21.4%)、高血圧(19.0%)。「シンチリマブアンロチニブ」治療を受けた16.7%の人がグレード3以上の治療関連有害事象(瘻孔7.1%、高血圧2.4%、下痢2.4%、免疫関連肺臓炎2.4%、免疫関連心筋炎2.4%)を経験した。

【発表】

2022年2月22日

【試験】

Phase 2

【試験実施国】

中国

【原著】

J Clin Oncol. 2022 Feb 22. [PubMed: 35192397]