【局所進行上咽頭がん:化学放射線療法(5年OS)】「導入化学療法→化学放射線療法」vs「化学放射線療法」

局所進行上咽頭がんと診断された人が化学放射線療法を考える場合、化学放射線療法の前に「ゲムシタビンシスプラチン」による導入化学療法を選択することで5年生存率の向上を期待できる。しかし、治療前の無細胞Epstein-BarrウイルスDNA量が低い(4,000 copies/mL未満)人では、導入化学療法の恩恵を受けないかもしれない(5年生存率:90.6% v 91.4%, p = 0.77)。

【発表】

2022年6月16日

【試験】

Phase 3〔NCT01872962

【原著】

J Clin Oncol. 2022 Jun 16. [PubMed: 35323856]

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