ステージⅢの人は、「IMRT(強度変調放射線治療)」を選択しても、従来の「3D-CRT(三次元原体照射)」に匹敵する2年生存率が期待でき、重度の肺炎や心臓への照射量を低下できる。
RTOG6017試験の副次的解析によると、IMRTを受けた人の53.2%が2年後も生存しており、3D-CRTの2年生存率49.4%と効果の差はなかった。
【発表】
2016年10月31日
【試験名】
RTOG6017(Phase 3)〔NCT00533949〕
【原著】
J Clin Oncol. 2017;35:56-62. [PubMed:28034064]