【乳がん:二次治療】「サイラムザ+カペシタビン」vs「カペシタビン」

既に治療を受けたことがある人は、「カペシタビン」治療に「サイラムザ」や「イクルクマブ」の上乗せを選択しても、無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。

試験では、「カペシタビン」単独治療を受けた人の無増悪生存期間が19.0週であったのに対し、「サイラムザカペシタビン」併用治療を受けた人では22.1週、「イクルクマブカペシタビン」併用治療を受けた人では7.3週と治療間に差はなかった。生存期間も治療間に差はなく、「カペシタビン」単独治療を受けた人で71.6週、「サイラムザカペシタビン」併用治療を受けた人で67.4週、「イクルクマブカペシタビン」併用治療を受けた人で62.1週。

【発表】

2017年2月20日

【試験】

Phase 2〔NCT01234402

【原著】

Oncologist. 2017 ;22:245-254. [PubMed:28220020]