【再発卵巣がん:プラチナ抵抗性・部分感受性】「モトリモド+ドキシル」vs「ドキシル」

プラチナ製剤投与終了から12ヵ月以内に再発した人は、「ドキシル」への「モトリモド」の上乗せを選択しても生存期間、無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

試験では「モトリモドドキシル」治療を受けた人の生存期間は18.1ヵ月、「プラセボ+ドキシル」治療を受けた人の生存期間18.9ヵ月との差はなかった(p=0.923)。無増悪生存期間は、「モトリモドドキシル」治療を受けた人が4.8ヵ月、「プラセボ+ドキシル」治療を受けた人で5.2ヵ月と治療間に差はなかった(p=0.943)。

【発表】

2017年2月21日

【試験】

Phase 2〔NCT 01666444

【原著】

Ann Oncol. 2017 ;28:996-1004. [PubMed:28453702]