【腎細胞がん:一次治療(PFS)】「スーテント」vs「インターフェロンα」

A6181034(NEJM)                         

遠隔転移を有する腎細胞がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「スーテント」治療を選択することで「インターフェロンα」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間、生存期間が期待できる。

スーテント」治療を受けることで奏効率は6%から31%に向上(p<0.001)。「スーテント」治療を受けることでグレード3または4の有害事象の発生率の低減が期待できる。ただし、下痢の発生率は高まる。

【発表】

2007年1月11日

【試験】

A6181034(Phase 3)〔NCT00098657NCT00083889

【原著】

N Engl J Med. 2007;356:115-24. [PubMed:17215529]

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