【末梢性T細胞性リンパ腫:二次治療】ジフォルタ

1ライン以上の治療にかかわらず再発した人でも、葉酸代謝拮抗剤「ジフォルタ」治療を選択することで、奏効が期待できる。

試験では、「ジフォルタ」治療を受けた人の29%が治療に奏効した。11%は完全奏効。「ジフォルタ」治療の効果持続期間は10.1ヵ月、無増悪生存期間は3.5ヵ月、生存期間は14.5ヵ月であった。

主なグレード3または4の有害事象は、血小板減少症(32%)、粘膜炎(22%)、好中球減少症(22%)、貧血(18%)。

【発表】

2011年1月18日

【試験名】

PROPEL(Phase 2)

【原著】

J Clin Oncol. 2011;29:1182-9. [PubMed:21245435]