【再発卵巣がん:プラチナ感受性(PFS)】「アバスチン+ゲムシタビン+カルボプラチン」vs「ゲムシタビン+カルボプラチン」

OCEANS(JCO)                       

卵巣がんと診断され、プラチナ製剤を含む化学療法による一次治療を受け、6ヵ月以上経てから再発した女性が次の治療を考える場合、「カルボプラチンゲムシタビン」治療に「アバスチン」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

アバスチン」を上乗せすることで、グレード3以上の高血圧(1%未満→17.4%)、蛋白尿(1%未満→8.5%)が増加。

この試験の結果を受けて、欧州では、2012年9月27日、「プラチナ製剤感受性の再発卵巣がんに対する化学療法(カルボプラチンおよびゲムシタビン)との併用療法」について「アバスチン」が承認。

【発表】

2012年4月23日

【試験名】

OCEANS(Phase 3)

【原著】

J Clin Oncol. 2012;30:2039-45. [PubMed:22529265]

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