トリプルネガティブの人は、手術後の補助療法を考える場合、「ドキソルビシン+シクロホスファミド→イキサベピロン」治療を選択しても、「ドキソルビシン+シクロホスファミド→パクリタキセル」治療と同程度の5年無病生存率、5年生存率が期待できる。
試験では、「ドキソルビシン+シクロホスファミド→パクリタキセル」治療を受けた人の5年無病生存率、5年生存率は、それぞれ83.9%、89.6%であったのに対し、「ドキソルビシン+シクロホスファミド→イキサベピロン」治療を受けた人の5年無病生存率、5年生存率は、それぞれ87.1%、89.7%であった。
主なグレード3または4の有害事象は末梢神経障害。減量、治療中止は「パクリタキセル」投与期間でより多かった。
【発表】
2017年5月15日
【試験名】
TITAN(Phase 3)
【原著】