初めての治療を考える場合、「放射線療法」に「テモダール」治療の上乗せを選択することで、5年生存率の向上が期待できる。
試験では「放射線療法」のみを受けた人の2年、3年、4年、5年生存率は、10.9% 、 4.4%、 3.0%、1.9%であったのに対し、「テモダール+放射線療法」を受けた人の2年、3年、4年、5年生存率は、それぞれ27.2%、16.0%、 12.1%、9.8%と有意に高かった(p<0.0001)。
【発表】
2009年3月10日
【試験】
EORTC-26981-22981 /NCIC-CE3 (Phase 3)〔NCT00006353〕
【原著】
Lancet Oncol. 2009;10:459-66. [PubMed:19269895]
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