【肺がん:維持療法】「イレッサ」vs「プラセボ」

「プラチナダブレット」終了後に増悪がなかった人は、「イレッサ」による維持療法を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では、「イレッサ」による維持療法の無増悪生存期間を「プラセボ」と比較。「イレッサ」による維持療法を受けることで無増悪生存期間が2.6ヵ月から4.8ヵ月に延長(ハザード比 0.42, 95%信頼区間 0.33-0.55; p<0.0001)。

主な有害事象(グレード1-4)は、皮疹(9%→50%)、下痢(9%→25%)、ALT上昇(8%→21%)。主な有害事象(グレード3-4)は、ALT上昇(0%→2%)。

【発表】

2012年4月17日

【試験名】

INFORM(Phase 3)〔NCT00770588

【原著】

Lancet Oncol. 2012;13:466-75. [PubMed:22512843]