【肺がん:一次治療】「ビノレルビン+ゲムシタビン+ドセタキセル」vs「カルボプラチン+パクリタキセル」

初めての治療を考える場合、プラチナ製剤を含まない化学療法を選択しても「プラチナダブレット(カルボプラチンパクリタキセル)」と同程度の生存期間が期待できる。試験ではプラチナ製剤を含まない化学療法として「ビノレルビンゲムシタビン」3コース後に「ドセタキセル」3コースを施行。

プラチナ製剤を含まない化学療法を選択することで、重度の好中球数減少症、神経障害、関節痛、筋肉痛の減少が期待できるが、肺毒性の可能性が高まる。

【発表】

2008年11月13日

【試験名】

JMTO-LC00-03 (Phase 3)〔NCT00079287

【原著】

Lancet Oncol. 2008;9:1135-42. [PubMed: 19013107]