【甲状腺髄様がん(OS)】「カボメティクス」vs「プラセボ」

EXAM(Ann Oncol)                        

根治切除不能な甲状腺髄様がんと診断された人が治療を考える場合、「カボメティクス」治療を選択することで、無増悪生存期間の延長は期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。

しかし、RET M918T陽性の場合、「カボメティクス」治療の選択は有用で、「カボメティクス」治療を選択することで生存期間の延長が期待できる。試験では18.9ヵ月から44.3ヵ月に延長した(p=0.03)。

【発表】

2017年9月22日

【試験名】

EXAM(Phase 3)〔NCT00704730

【試験参加国】

米国、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、デンマーク、フランス、ドイツ、ギリシア、インド、イスラエル、イタリア、韓国、オランダ、ペルー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、サウジアラビア、スペイン、スウェーデン、英国

【原著】

Ann Oncol. 2017 ;28:2813-2819. [PubMed: 29045520]

【こちらの図鑑も合わせて見る】

【甲状腺髄様がん(PFS)】「カボメティクス」vs「プラセボ」
【甲状腺髄様がん(PFS)】「カボメティクス」vs「プラセボ」
EXAM(JCO)                            根治切除不能な甲状腺髄様がんと診断された人が治療を考える場合、「カボメティクス」治療を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。 「カボメティクス」治療中の薬剤に関連した主な有害事象は、下痢、手掌・ ...
【甲状腺髄様がん(OS)】「カボメティクス」vs「プラセボ」
【甲状腺髄様がん(OS)】「カボメティクス」vs「プラセボ」
EXAM(Ann Oncol)                         根治切除不能な甲状腺髄様がんと診断された人が治療を考える場合、「カボメティクス」治療を選択することで、無増悪生存期間の延長は期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。 しかし、RET M918T陽性 ...