【HER2陰性乳がん:一次治療】「ハラヴェン+ゲムシタビン」vs「パクリタキセル+ゲムシタビン」

HER2陰性の人が初めての治療を考える場合、「ハラヴェンゲムシタビン」治療を選択しても、6ヵ月時点においては「パクリタキセルゲムシタビン」治療を上回る無増悪生存率は期待しにくい。

グレード2以上の神経毒性は、「ハラヴェンゲムシタビン」治療を選択することで発現率の減少が期待できる。試験では、45.8%から13.6%(p < 0.0001)。

【発表】

2017年10月31日

【試験名】

KCSG BR13-11(Phase 2)〔NCT02263495

【試験実施国】

韓国

【原著】

Eur J Cancer. 2017;86:385-393. [PubMed: 29100193]