【胃がん:二次治療】「経口パクリタキセル」vs「パクリタキセル」

一次化学療法が無効になった人が次の治療として「パクリタキセル」治療を考える場合、「経口」投与を選択しても「静注」投与に劣らない無増悪生存期間が期待できる (ハザード比 0.85; 95%信頼区間, 0.64-1.13)。

経口投与時の主な有害事象は、悪心、嘔吐、下痢、粘膜炎。静注時の主な有害事象は、末梢神経障害。

グレード3以上の有害事象は経口投与時で少なかった。好中球減少症(42% vs 53%)、発熱性好中球減少症(5.9% vs 2.5%)。

【発表】

2018年2月9日

【試験名】

DREAM(Phase 3)〔NCT01839773

【原著】

Ann Oncol. 2018;29:1220-1226. [PubMed: 29438463]