【ALK陽性肺がん:三次治療(PFS)】「アレセンサ」vs「化学療法」

ALK融合遺伝子陽性の人で、「ザーコリ」治療およびプラチナダブレット治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「アレセンサ」治療を選択することで、化学療法(ペメトレキセドドセタキセル)を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。

脳転移がある人でも54.2%の人が「アレセンサ」治療に奏効した(化学療法を受けた人は0%)。

グレード3以上の有害事象の発現率は「アレセンサ」治療を選択することで減少が期待できる。試験では化学療法を受けた人の41.2% がグレード3以上の有害事象を経験したのに対し、「アレセンサ」治療を受けた人では27.1%であった。
【発表】
2018年4月14日

【試験名】

ALUR(Phase 3)〔NCT02604342

【原著】

Ann Oncol. 2018 ;29:1409-1416.  [PubMed: 29668860]

【こちらの図鑑も合わせて見る】