【肝転移大腸がん:肝切除後治療】「動注化学療法」vs「持続静注化学療法」

肝転移が確認された人が肝切除後の「5-FU」による化学療法を考える場合、「週1回の動注化学療法」を選択しても「5日の持続静注化学療法」に比べ、5年生存率の向上は期待しにくい。

『大腸癌治療ガイドライン(医師用2016年版)』では「肝切除後の全身化学療法・肝動注療法の有効性はいまだ確立されていない。」とされている。

【発表】

2017年5月16日

【試験】

JFMC 29-0003(Phase 3)

【原著】

J Cancer Res Ther. 2017;13:84-90. [PubMed: 28508838]