【肺がん:一次治療(OS)】「ビンデシン+シスプラチン」vs「支持療法」

抗がん剤を用いた「化学療法」を行うことで、「支持療法」だけより生存期間の延長が期待できる。試験では「ビンデシンシスプラチン」治療を選択すると、17週から32.6週にまで延長した。

化学療法による毒性として「白血球減少症」、「嘔吐」「神経毒性」が現れる。試験では「ビンデシンシスプラチン」治療を選択することで、それぞれ40.0%、23.3%、15.6%の人に現れた。

ビンデシンシスプラチン」は、第3世代抗がん剤が登場するまでの約15年間、標準治療の1つとして広く使用された。

【発表】

1988年6月

【原著】

J Clin Oncol. 1988;6:633-41. [PubMed: 2833577]