NEOCRTEC5010(JCO)
手術前に「化学放射線療法」の実施を選択することで、生存期間の延長が期待できる。化学療法は「ビノレルビン+シスプラチン」。中国で行われたPhase3試験の結果。
主なグレード3または4の有害事象は、白血球減少症(48.9%)、好中球減少症(45.7%)。
『食道癌診療ガイドライン 2017年版 第4版』では「現在の標準治療はシスプラチン、5-FUによる術前化学療法であるが、術前化学放射線 療法も有用である可能性が示唆される。」と評価されている。
【発表】
2018年8月8日
【試験名】
NEOCRTEC5010(Phase 3)〔NCT01216527〕
【原著】
J Clin Oncol. 2018 ;36:2796-2803. [PubMed: 30089078]