【びまん性大細胞型B細胞リンパ腫:一次治療(2年PFS、2年OS)】「DA EPOCH-R」vs「R-CHOP」

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の人が初めての治療を考える場合、「DA EPOCH-R(エトポシドプレドニゾンビンクリスチンシクロホスファミドドキソルビシンリツキサン)」レジメンを選択しても、2年無増悪生存率、2年生存率の向上は期待しにくい。

「DA EPOCH-R」治療を選択した場合、グレード3または4の有害事象を経験するリスクが高まる。試験で確認された主な有害事象(グレード3または4)は、感染症(16.9% vs 10.7%)、発熱性好中球減少症(35.0% vs 17.7%)、粘膜炎(8.4% vs 2.1%)、神経障害(18.6% vs 3.3%)。

【発表】

2019年4月2日

【試験名】

CALGB 50303(Phase 3)〔NCT00118209

【原著】

J Clin Oncol . 2019 ;37:1790-1799. [PubMed: 30939090]