中枢神経原発性リンパ腫の人が初めての治療を考える場合、「MBVP(メトトレキサート、カルムスチン、テニポシド、プレドニゾン)」レジメンに「リツキサン」の上乗せを選択しても、1年無イベント生存率の向上は期待しにくい。
「MBVP」レジメンに「リツキサン」の上乗せを選択することで58%から64%にグレード3または4の有害事象を経験するリスクが高まる。「MBVP+リツキサン」治療のグレード3または4の主な有害事象は感染症(21% vs 24%)、血液毒性(15% vs 12%)、神経障害(10% vs 15%)。
【発表】
2019年1月7日
【試験名】
HOVON 105/ALLG NHL 24(Phase 3)
【原著】
Lancet Oncol. 2019 ;20:216-228. [PubMed: 30630772]