【高齢者肺がん:一次治療】「アバスチン+ペメトレキセド」vs「ペメトレキセド」

75歳以上の非扁平上皮非小細胞肺がんの人が初めての治療を考える場合、「ペメトレキセド」治療に「アバスチン」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。生存期間についても両治療間に有意差は示されなかった。

ペメトレキセド」治療に「アバスチン」の上乗せを選択することで、奏効率の向上が期待できる。試験では「ペメトレキセド」治療を受けた人の奏効率は15%であったのに対し、「アバスチンペメトレキセド」併用療法の奏効率は55%であった。

【発表】

2019年4月5日

【試験名】

LOGIK1201(Phase 2)

【原著】

Lung Cancer. 2019;132:1-8. [PubMed: 31097081]