【多発性骨髄腫:一次治療(sCR率)】「ダラザレックス+VTd+自家造血幹細胞移植」vs「VTd+自家造血幹細胞移植」

CASSIOPEIA(Lancet)                      

多発性骨髄腫と診断され、自家造血幹細胞移植前後の治療を考える場合、「ベルケイドサリドマイドデキサメタゾン(VTd)」治療に「ダラザレックス」の上乗せを選択することで厳密な完全奏効率の向上が期待できる。

ダラザレックスベルケイドサリドマイドデキサメタゾン」治療を受けた人が経験したグレード3または4の主な有害事象は、好中球減少症(28% vs 15%)、リンパ球減少症(17% vs 10%)、口内炎(13% vs 16%)。

【発表】

2019年6月3日

【試験名】

CASSIOPEIA(Phase 3)〔NCT02541383

【原著】

Lancet. 2019 ;394:29-38. [PubMed: 31171419]

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