HER2陽性の人が手術後の「ハーセプチン」による補助療法の治療期間を考える場合、「6ヵ月」を選択した場合、標準的な治療期間である「12ヵ月」に劣らない無病生存率は期待しにくい。
一方、英国で実施されたPERSEPHONE試験では6カ月投与の非劣性が示された。PERSEPHONE試験では、非劣性マージンは1.25と設定されており、本試験と試験デザインは類似しており、ハザード比も近いが、マージンが異なるため逆の結論となったと研究者らは言及している。
【発表】
2018年6月6日
【試験名】
PHARE(Phase 3)〔NCT00381901〕
【原著】
Lancet. 2019 ;393:2591-2598. [PubMed: 31178155]
【こちらの図鑑も合わせて見る】
【さらに詳しく】