【卵巣がん:一次治療(OS)】「アバスチン+化学療法→アバスチン」vs「化学療法」

初めての治療を考える場合、導入療法として「パクリタキセル +カルボプラチン 」に「アバスチン」を上乗せし、終了後「アバスチン」による維持療法を選択しても無増悪生存期間の延長は期待できても、生存期間の延長は期待しにくい。

Ⅳ期の人は「パクリタキセル +カルボプラチンアバスチンアバスチン」治療を選択することで「パクリタキセル +カルボプラチン」治療を選択した場合より生存期間の延長が期待できる(32.6ヵ月 → 42.8ヵ月、HR 0.75; 95% CI, 0.59 – 0.95)。

【発表】

2019年6月19日

【試験名】

GOG-218(Phase 3)〔NCT00262847

【原著】

J Clin Oncol. 2019 Jun 19 [PubMed:31216226]