何種類もの標準治療を受けてきた人が「エンハーツ」治療を受けた結果、腫瘍が縮小した。奏効率は胃がんで6%、尿路上皮がんで25%、子宮体がんで39%であった。
前治療は3ライン以下は77%、4〜6ラインは23%であった。HER2発現はIHC3+が34%、IHC2+が36%、IHC1+が30%であった。
乳がんコホートを含む全集団における「エンハーツ」治療の主な治療関連有害事象(グレード1〜4)は、倦怠感(33%)、結膜炎(31%)、ドライアイ(31%)。71%の人が眼の有害事象(グレード3:7%)を経験した。
【発表】
2019年6月27日
【試験】
Phase 1〔NCT02277717〕
【原著】
Lancet Oncol. 2019 ;20:1124-1135. [PubMed: 31257177]