【進展型小細胞肺がん:一次治療(OS)】「イリノテカン+シスプラチン」vs「エトポシド+シスプラチン」

進展型小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「イリノテカンシスプラチン」治療を選択することで、「エトポシドシスプラチン」治療を選択した場合を上回る生存期間が期待できる。日本における臨床試験結果。

イリノテカンシスプラチン」治療を選択することで、「エトポシドシスプラチン」治療を選択した場合に比べ、重症または致死的な骨髄抑制を経験するリスクは低減し、重症または致死的な下痢を経験するリスクが高まる。

【発表】

2002年1月10日

【試験】

JCOG9511(Phase 3)

【試験実施国】

日本

【原著】

N Engl J Med. 2002;346:85-91. [PubMed:11784874]

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