頭頸部扁平上皮がんの人が初めての治療を考える場合、「アービタックス+シスプラチン+5-FU」に「ドセタキセル」の上乗せを選択しても無増悪生存期間は期待しにくい。
「アービタックス+シスプラチン+5-FU+ドセタキセル」治療を受けた人の38.2%が奏効した(vs 31.9% p=0.9)。
「アービタックス+シスプラチン+5-FU+ドセタキセル」治療を受けた人の21.3%がグレード4の有害事象を経験し(vs 30.8%)、11.2%の人が治療のために死に至った(vs 6.6%)。
【発表】
2019年10月13日
【試験名】
AIO/IAG-KHT trial 1108(Phase 2)
【原著】
Eur J Cancer. 2019 ;122:53-60. [PubMed: 31618704]