【急性リンパ性白血病:二次治療(OS)】「ベスポンサ」vs「化学療法」

INO-VATE ALL(NEJM)                     

CD22陽性の急性リンパ性白血病と診断され、何らかの治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「ベスポンサ」治療を選択することで、「化学療法」を選択した場合を上回る生存期間の延長が期待できる。

試験では血液学的完全寛解率(造血回復が不十分な完全寛解を含む)が29.4%から80.7%に向上した。

ベスポンサ」による主なグレード3以上の非血液学的有害事象は、肝臓に関連しており、肝静脈閉塞性疾患(全グレード)が11%(vs. 1%)の人が経験した。

【発表】

2016年6月12日

【試験名】

INO-VATE ALL (Phase 3) 〔NCT01564784

【原著】

N Engl J Med 2016; 375:740-753 [PubMed:27292104]

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