【卵巣がん:一次治療(PFS)】「週1回投与(パクリタキセル+カルボプラチン)」vs「3週ごと投与(パクリタキセル+カルボプラチン)」

欧州女性と日本人女性で異なる結果が発表された。欧州女性において初めての治療として「パクリタキセルカルボプラチン」治療を考える場合、「パクリタキセル」の投与間隔を3週間から1週間にし、1回投与量を175mg/㎡から80mg/㎡とするdose-dense weekly療法を選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

日本人を対象とした『JGOG3016試験』の結果とは異なる結果となった。日本人においては週1回のパクリタキセルdose-dense療法の選択は依然として妥当。

【発表】

2019年11月29日

【試験名】

ICON8(Phase 3)〔NCT01654146

【原著】

Lancet. 2019; 394: 2084-2095. [PubMed: 31791688]

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