限局性前立腺がんと診断された男性が「放射線療法+アンドロゲン除去療法(ゾラデックス+カソデックス)」を考える場合、アンドロゲン除去療法を先行しても10年PSA再発生存率の向上は期待しにくい。
グレード3以上の遅延性放射線関連毒性は消化器毒性(2.5% vs 3.9%)、泌尿生殖器毒性(2.9% vs 2.9%)ともアンドロゲン除去療法の開始のタイミングを前倒ししても差はなかった。
【発表】
2019年12月12日
【試験】
Ottawa 0101(Phase 3)
【原著】
J Clin Oncol. 2020 ;38:593-601. [PubMed: 31829912]