【腎細胞がん:一次治療】「キイトルーダ+アバスチン」

未治療の人が「キイトルーダアバスチン」治療を受けた結果、60.9%の人が治療に奏効し、27.4ヵ月奏効が持続した。治療を受けた半数の人が20.7ヵ月以上増悪なく、生存できた。

33.3%の人が有害事象のために治療を中止した。その主な理由は蛋白尿であった。

キイトルーダアバスチン」治療を受けた45%の人がグレード3または4の有害事象を経験した。主なグレード3の治療関連有害事象は、高血圧(25%)、蛋白尿(10%)、グレード4の治療関連有害事象は、十二指腸潰瘍、低ナトリウム血症であった。

【発表】

2020年2月25日

【試験名】

BTCRC-GU14-003(Phase 1b/2)〔NCT02348008

【原著】

J Clin Oncol . 2020 ;38:1138-1145.  [PubMed: 32097091]