【多発性骨髄腫:ダラツズマブ治療(ORR)】「皮下投与(ダラキューロ)」vs「静脈投与(ダラザレックス)」

COLUMBA(Lancet Haematol)                  

再発・難治性の人が「ダラツズマブ」治療を考える場合、「ダラキューロ」による皮下投与を選択しても「ダラザレックス」静脈投与を選択した場合に劣らない奏効率が期待できる。

トラフ値濃度は皮下投与群/静脈内投与群の比率が107.93%(90%信頼区間:95.74-121.67)であり、非劣性の基準を満たした。

皮下投与時の主なグレード3または4の有害事象は貧血(13% vs 14%)、好中球減少症(13% vs 8%)、血小板減少症(14% vs 14%)。

【発表】

2020年3月23日

【試験名】

COLUMBA(Phase 3)〔NCT03277105

【原著】

Lancet Haematol. 2020;7:e370-e380. [PubMed: 32213342]

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