【再発卵巣がん:プラチナ感受性・部分感受性】「ドキシル+カルボプラチン+アバスチン」vs「ゲムシタビン+カルボプラチン+アバスチン」

ENGOT-ov 18(Lancet Oncol)                   

一次治療のプラチナ製剤ベース治療終了後6ヵ月以上が経過した後に初めて再発した人が次の治療を考える場合、「ドキシルカルボプラチンアバスチン」治療を選択することで無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。

ドキシルカルボプラチンアバスチン」治療の主なグレード3または4の有害事象は、高血圧(27% vs 20%)。「ゲムシタビンカルボプラチンアバスチン」治療の主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少症(12% vs 22%)。

【発表】

2020年4月16日

【試験名】

AGO-OVAR 2.21/ENGOT-ov 18(Phase 3)〔NCT01837251

【試験参加国】

オーストラリア、オーストリア、ベルギー、フランス、ドイツ、英国

【原著】

Lancet Oncol. 2020;21:699-709.  [PubMed: 32305099]

【さらに詳しく】