IMvigor130(Lancet)
局所進行または転移を有する尿路上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「テセントリク+ゲムシタビン+カルボプラチン(またはシスプラチン)」治療を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。生存期間は延長傾向が認められているものの、解析に必要なイベント数に達していないため、観察が継続される。
「テセントリク+ゲムシタビン+カルボプラチン(またはシスプラチン)」治療を受けた34%の人が有害事象のため治療を続けられなかった。「ゲムシタビン+カルボプラチン(またはシスプラチン)」治療を受けた人でも34%であった。
【発表】
2020年5月16日
【試験名】
IMvigor130(Phase 3)〔NCT02807636/jRCT2080223468〕
【試験参加国】
日本(名古屋大学医学部附属病院、弘前大学医学部附属病院、四国がんセンター、群馬大学医学部附属病院、北海道がんセンター、筑波大学附属病院、金沢大学附属病院、熊本大学医学部附属病院、新潟大学医歯学総合病院、大阪公立大学医学部附属病院、近畿大学病院、虎の門病院、がん研有明病院、慶應義塾大学病院)、米国、オーストラリア、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、ブラジル、カナダ、チリ、中国、チェコ、エストニア、フィンランド、ジョージア、ギリシャ、香港、イスラエル、イタリア、韓国、マレーシア、メキシコ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、セルビア、シンガポール、スロベニア、南アフリカ、スペイン、台湾、タイ、トルコ、ウクライナ、英国
【原著】
Lancet. 2020 ;395:1547-1557. [PubMed: 32416780]
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【さらに詳しく】
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