
強力な化学療法が適応とならない人が初めての治療として「ロンサーフ+アバスチン」治療を受けた結果、9.2ヵ月間増悪なく、生存し、18ヵ月生存した。「ゼローダ+アバスチン」治療を受けた結果、7.8ヵ月間増悪なく、生存し、16.2ヵ月生存した。
「ロンサーフ+アバスチン」治療を受けた人の47%がグレード3以上の好中球減少症を経験した(vs 5%)。「ゼローダ+アバスチン」治療を受けた人の12%がグレード3以上の手足症候群(vs 0%)、8%がグレード3以上の下痢(vs 1%)を経験した。
【発表】
2020年6月1日
【試験名】
TASCO1(Phase 2)
【原著】
Ann Oncol. 2020 Jun 1 [PMID: 32497736]