【胃がん:一次治療(PFS)】「S-1+オキサリプラチン」vs「S-1+シスプラチン」

SOPP(Gastric Cancer)                      

転移または再発胃がんと診断された人が初めての化学療法を考える場合、「オキサリプラチンS-1」併用療法を選択しても「シスプラチンS-1」併用療法に劣らない無増悪生存期間が期待できる。

シスプラチンS-1」併用療法を受けた人では貧血、白血球減少、好中球減少、発熱性好中球減少、口腔粘膜炎の経験が多く、「オキサリプラチンS-1」併用療法を受けた人では血小板減少、悪心、嘔吐、末梢神経障害の経験が多かった。

【発表】

2020年6月28日

【試験名】

SOPP(Phase 3)〔NCT01671449

【試験実施国】

韓国

【原著】

Gastric Cancer. 2021 ;24:156-167. [PubMed: 32596783]