【HER2陽性乳がん】「ハーセプチン+パージェタ+ハラヴェン」

未治療または1種類の化学療法を受けたことがある、HER2陽性の49名が「ハーセプチン+パージェタハラヴェン」治療を受けた結果、60.9%の人が治療に奏効し、9.2ヵ月間増悪なく生存した。1種類の化学療法を受けたことがある41名の奏効率は55.3%であり、無増悪生存期間は8.3ヵ月であった。

グレード3または4の有害事象は、発熱性好中球減少症(4.1%)を含む好中球減少症(10.2%)、高血圧(6.1%)。

【発表】

2020年8月24日

【試験名】

JBCRG-M03(Phase 2)〔UMIN000012232

【試験実施国】

日本(神奈川県立がんセンター、松山赤十字病院、大阪医療センター、旭川医科大学病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、愛知県がんセンター、大阪国際がんセンター、大阪労災病院、関西電力病院、熊本赤十字病院、千葉大学医学部附属病院、筑波大学医学部附属病院、長崎大学病院、弘前市立病院、千葉県がんセンター、相良病院、がん研有明病院、京都大学医学部附属病院)

【原著】

Invest New Drugs. 2020 Aug 24. [PubMed: 32833136]

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